祖母の記憶と母の嬉しそうな表情
Posted by admin on 2018年1月5日先日、祖母の本棚を眺めていたら、私が好きなジャンルの本がいくつかあり、また家の本棚にあるものと一緒の本もいくつかあって読書の趣味が似ているのかなと思いました。それを母に話したら「小さい時、おばあちゃんあなたによく本を読んでくれてたし、私より似てるってよく近所の人が言ってたからね」と話してくれました。思い返せば、祖母はよく絵本を読み聞かせしてくれました。絵本選びのセンスが母や私とは全く違うので「こんなお話聞いた事ない!」という感動を与えてくれるのは“おばあちゃんとの絵本”の時間だったような気がします。おばあちゃんッ子な私でしたが思い返せばよく近所の人から「おばあちゃんに似ているわね、目元なんかそっくり」と言われて嫌な気分になったものです。そこはお母さんに似ていると言われたものなのですよ、幼な心の乙女心としては。今となっては穏やかで知的なあの目元に似ていると言われるなんて喜ばしい限りですが。
母に、私の本棚と祖母の本棚が似ていると話すとクスクス笑い始めました。自分の親と子供が似ていたら嬉しいんだろうなと察します。「ほんとねぇ、本が好きでのんびーりしたところもよく似てるわね」そんな事言われたら私まで嬉しくてなってきます。