ラタトゥイユに挑戦
Posted by admin on 2015年11月6日小説に出てくる食べ物って、時々すごく作ってみたくなります。特にその料理を作る過程から描かれていたりすると、「よし、今から作ってみようかな」と急に思いたったり。村上春樹さんの作品に登場するBLTサンドもそんな勢いで作ったことがあります。
先日、試してみたのはラタトゥイユ。野菜の名込み料理です。フランスの小説を読んでいたら出てきたのです。主人公が冷蔵庫の中にある野菜を使って簡単にさっと作ってしまいます。私はラタトゥイユって、レストランでしか食べたことがなくて、それも前菜として小さな器に品よく入ってました。ところがフランスではそういったおしゃれな料理という感覚ではないみたいです。あり合わせの野菜を使って多めに作りおきして、残ったら冷蔵庫に。もともと夏野菜を使うことが多いので、冷やして食べても美味です。トマトとナス、ズッキーニは必ず入れるようですが、あとはパプリカやニンジンを使うと彩りがいいしボリュームが出ますね。私はセロリやタマネギ、そしてバジルの葉も欠かせないです。肉類は入れないのであっさりしていますが、それでも野菜のうまみが十分に味わえて美味しいんです。白ワインに合うので前菜にぴったりですが、朝ならこれにバゲット、チーズの一切れとコーヒーがあれば満足できる朝食になりますね。容器から出してすぐ食べられるのも便利です。