読み聞かせはお母さんの膝の上
Posted by admin on 2018年6月2日雑誌に投稿されていた子供の可愛らしいお話を読みました。投稿者はお母さん、絵本好きな親子で寝る前にいつもお母さんの膝の上に座って読み聞かせするのが日課なんだそうです。そんな投稿者さんは娘さんのために、紙芝居を図書館で借りてきて、リビングのテーブルを台にして娘さんを向かい合わせに座らせて読み始めたら、娘さんはなんだか不満げな表情をしたんだとか。お話が気に入らなかったのかなと思うと、「ママんとこがいいーの」と立ち上がり、投稿者さんの膝の上に潜り込んできたんだそうです。可愛らしい事に、娘さんにとって“読み聞かせの時間=お母さんの膝の上”というお約束があるんですね。紙芝居はお向かいにいないと読めないんだよと言っても「ここがいーの」と言って聞かないので、読み手の確認用として背面に白黒で小さく描かれた前面の絵を指さしながら読み進める事にしたそうです。お母さんの中では向かい合わせで読んで絵本にはない臨場感や特別な感じを味わってもらいたかったそうですが、小さな絵でも楽しめたみたいですし「なにより私の膝の上が娘にとって絵本を読む場所だと思っている事が嬉しかったです」とあって、読み聞かせを介した親子の温かいお話にほっこりした気分になりました。