現実だってみずみずしい
Posted by admin on 2015年6月12日特にすることのない休日はぶらりとお散歩に出て、本屋に行くことがおおいです。いつの間にか足が引き寄せられていて、気づくと沢山の書籍に囲まれています。この前のお休み日もそうでしたが、いつもと違うことがありました。家を出た時に、近所の人に挨拶をしてもらったんです。普段、会わない人だったので、なんとなく新鮮で、こちらからも、し返して、それがとても鮮やかなことだったのです。
それから、道を歩いていると、目の前に鳥が降りてきます。鳩でもなく雀でもない普段、眼にしなタイプだったので、それもフレッシュでした。そんな事が、実際は小さい出来事なのですが、その日の私にはちょっととびきりにうつって、遠回りをすることに。いつもと違う往来、なんだか、よく知っている町なのに、一本道をそれるだけで、そこは私の知らない景色が広がっています。
面白い造りの家や、凝った庭。変な形の道路や、隙間をうまく利用してある公園。少しの緑。季節の花。
発見って、こういうことなんだな、と気付かされます。新しい場所に赴くのもいいけれど、住み慣れたと思っている世界にもまだまだ未知なる部分がある。視点を変えると風景が変わるんだな、と。読書していても気分と気持ちで変わる感覚がリアルでも得られることに感動しました。