こどもの日と端午の節句?
Posted by admin on 2024年5月2日あっという間に1年の3分の1が終わり、早くももう5月です。
5月のビッグイベント(?)といえばゴールデンウイーク。社会人の方の中には中日にお休みをとって4月27日からの長期休暇にしてるかたもいらっしゃるのではないでしょうか。
私はお休みをとってはいないものの、ゴールデンウイークの前半はゆったり本を読んで過ごしました。明日からの連休も室内で過ごすか、日差しに負けずお出かけするか迷います(笑)
さて、そんな連休の中に「こどもの日」ってありますよね。男の子のいるおうちだと、鯉のぼりや兜を飾ったりすると思います。でも「端午の節句」とも言いますよね。うん?なんで二通りの名前があるんだろう?同じものを指すんだよね?と思ってましたが大勘違いでした(笑)
端午の節句は元々中国の伝統行事で奈良時代に日本に伝わってきました。中国の戦国時代の王の側近が5月5日に川に身を投げたのですが、彼を慕っていた者たちが、遺体を魚が食べないように、とちまきを川に投げたことに始まり、それが友人や親せきにちまきを配るようになった風習がその由来です。
日本で男の子の成長を祝うようになったのは鎌倉時代から。菖蒲の葉が刀の切っ先に似ていることや、「菖蒲(しょうぶ)」が武事・軍事を尊ぶことを意味する「尚武」と同音であったために端午の節句が男の子の節句、となったとのこと。
一方こどもの日ができたのは1948年と、端午の節句に比べるとだいぶ最近(笑)
この日は「子供の人格を尊重し、幸福や健康を願うと同時に母親に感謝をする日」として、国会によって祝日法の交付により制定されました。
5月5日になった理由は、端午の節句が上記の通り子供のための伝統行事だったことと、北海道や東北などはまだそれより早い時期だと寒いから、なんて理由もあったようです。今年はだいぶ暖かいですがね……(笑)